【ウイクラ】サッリの戦術を再現してハーフスペースを攻略します【4-3-3】

なにか面白い戦術をウイクラで再現してみたい

今まで色々な監督の戦術の再現にトライしてきましたが、同じような戦術ばかりになるのはやはり面白くありません。

独特で斬新な戦術、はっきりとした特徴のある戦術、そういった戦術の方が再現しがいがありますからね。

そんなことを考えていたとき、ある監督の顔が思い浮かびました。

異色の智将「マウリツィオ・サッリ」

元銀行員という変わった経歴のサッリ監督。

エンポリ時代から独特な戦術が評判でしたが、現在のナポリでは「世界一美しいサッカーをしている」と言われるほどの評価を得て名将としての地位を確立しています。

「サッリ監督の戦術を再現できたら間違いなく面白いはず」

というわけで、今回はサッリ監督が編み出した最先端の戦術を研究して

「世界一美しいサッカー」をウイクラで再現します

サッリ戦術の再現に向けて

ネットや雑誌で分析されることが増えてきたサッリ戦術。

色々な媒体を見て、素人なりに勉強、研究をしているのですが・・・

とても難解な戦術です。

この戦術をウイクラで再現するのは、正直にいうと無理過ぎるかなと思っていました。

ハーフスペースとかトータルゾーンとか、何をどうすれば良いのかさっぱりわかりません。

でも、だからこそ挑戦しがいがあるともいえますので気合を入れて取り組みます。

サッリの戦術的特徴

まずはサッリ監督の戦術的特徴をピックアップしてみます。

戦術の特徴

・左サイドに偏って密度を高めることによるハーフスペースを活用する攻撃

・少ないタッチ数でのポゼッション重視のパス回し

・ゆったりとしたビルドアップでのボールを支配する攻撃

・トータルゾーンと呼ばれる独特な守備

今回はこの4つの特徴をピックアップして再現を目指します。

左サイドに偏って密度を高めた攻撃

ナポリの試合を観たときに、まず印象に残るのが「左サイドに偏った攻撃」です。

インシーニェ、ハムシク、グラムの連携でトライアングルを作り、さらにメルテンスも加わった左からの攻撃は見応えがありますよね。

というわけで、さっそく左サイドに偏った攻撃スタイルを作りたいと思ったのですが・・・

左サイドに偏らせるような設定はウイクラにはありません。

攻撃エリアで選択できるのは、ご存知のように「サイド」か「中央」のみですので、何か別の方法を探すしかありません。

左サイドに寄せたポジション配置

それなら、ポジション配置を左に寄せれば、左サイドに偏った攻撃になるのではと試してみましたが、ポジション配置を寄せただけでは、左サイドに偏った攻撃にはなりません。

右サイドの空いたスペースを右サイドバックが上がりまくったりと思うような形にはなりませんでした。

ここからの試行錯誤で何時間も費やしました(泣)

そして、さんざんいじくり回して完成した形がこちらです。

右サイドを完全に捨てて、左サイドに偏ったポジション配置にしました。

※ナポリの試合を観ていると左サイドバックが上がって3バックのような形を取ることが多いので、右サイドバックをセンターバック登録にしています。

■左サイド3レーンに選手が偏っているシーン


ボールを持ったら左に展開する場面がとても多くなっています。

■密度を高めた左サイドで細かい連携をする場面


これだけ偏ることにより、数的有利な展開を作れますのでパスも通りやすくなります。

相手2人に対してトライアングルでパスをつなぎ、クロスを狙うシーン


ナポリではここからインシーニェのクロスというシーンが多いですね。

■試合後のスタッツで確認すると左3レーンに偏った攻撃が出来ていることがわかりますね。


緑色の丸が「効果的なパス」「ドリブル突破」をした場所となります。

※左に寄せていますが、守備時は通常の4-3-3の配置となります。

■こちらの記事で守備時の変化を説明しています。

ハーフスペースを活用した攻撃

なんとか左サイドに偏った攻撃を作るところまではできましたので、この偏った布陣ならではの攻撃ともいえるハーフスペースを活用した攻撃を再現します

下図のように左サイドの3レーンに人口密度を高めることにより、ハーフスペース(白い部分)を効果的に活用した攻撃をすることができるのです。

相手ディフェンスライン(赤丸)と左に寄った3トップの噛み合わせの空いたスペースを狙う攻撃を作れたら最高ですね。

■左サイドでLWGがボールを運び、LSBがインナーラップでハーフスペースでの裏抜けを狙っているシーン


相手ディフェンスラインは3トップをマークするような形になっていますので、その間を狙いたいです。

■相手ディフェンスがLWGに寄せたタイミングでLSBがインナーラップで抜け出したシーン


相手CBが抜け出したLSBに寄せていますので中央の選手はフリーの状態となります。
この後、LSBからの折返しを決めてゴールとなります。

■アンカーから間受け気味のCFに縦パスが入るシーン


CFはST登録にしているので下がる動きが目立ちます。
相手ディフェンスラインは左に寄った3トップを見ている形となります。

■間受けしたCFからRWGに展開するシーン


本来CFをマークするはずだったCBはどこをマークすれば良いのか迷っている様子です。
その脇のスペースをハムシク役が裏抜けを狙っています。

■CFからのパスを受けたRWGが裏抜けする選手にパスを出すシーン


相手CBが前に出ましたのでハムシク役の選手は完全にフリーで裏を狙えます。

RWGから出されたパスが裏抜けした選手に渡るシーン


ハムシク役の選手ががハーフスペースを独走してゴールを決めます。

このように左サイドに偏る布陣を作ることで、本来は4人のディフェンスで3トップをマークするところを「3対3」の状態を作ることに成功しています。

そして、その間のスペースを狙うことにより、ハーフスペースを活用した攻撃を展開できるようになりました。

ポゼッション重視のボールを支配する攻撃

ポゼッションを高めるため「攻撃タイプ:ポゼッション」「ビルドアップ:ショートパス」「攻撃エリア:中央」というポゼッションの王道設定にします。

また、味方選手をどんどん上げてパスコースを増やしたいので「攻撃人数:多い」にします。

これでショートパスを多用したポゼッション型の攻撃は作れるのですが・・・

でも、これではナポリ風のサッカーとはいえません

ナポリのビルドアップの特徴は「ゆったりとしたパス回しからの緩急をつけた攻撃」「バックパスを多用してマークのずれを狙うパス回し」となります。

でも、先程の設定だと「縦に速い普通のポゼッション型サッカー」となってしまいます。

もちろん、縦に速いのは全然良いのですが、今回に限っては違います。

今回はバックパスを多用したゆったりとしたパス回しを作りたいのです

バックパスを多用するようにするには

今まで、縦に速い攻撃を作るための研究は沢山してきましたが、バックパスを多くするための研究はしたことがありません。

ですので、どうすればバックパスが増えるのか全くわかりませんでした。

・全体の配置を低くしてみたり

・攻守レベルを下げてみたり

・攻撃人数を少なくしたり

色々と試してみたのですが、バックパスを増やすことが出来ません。

今回はバックパスはなかったことにして進めちゃおうかな。いや、それでは意味がないからサッリ戦術の再現は諦めようかな。」と1人でぶつぶつと悩んでいたのですが、ひとつだけ試していない組み合わせがあることに気付きました。

攻撃人数:少ない&攻守レベル:超攻撃的」の組み合わせです

攻撃人数少ないではサイドバックが上がらなくなって使えませんでしたし、超攻撃的にすると速い展開になることが多かったです。

デル・ボスケ戦術」で試したことのある設定でしたが、今回はシステムも戦術オプションも違いますので、念のために試してみることにしました。

その結果・・・

なぜかバックパスを沢山出すようになりました!!

理由は私にもわかりません。

超攻撃的に行きたい気持ちと攻撃人数を増やしたくない気持ちの葛藤から、AIがバックパスを選択しているのかもしれません。

なにはともわれバックパスが増えたことにより、ナポリ風ビルドアップに近づいたと思います。

ただ、バックパスが多いといっても、後ろで回すだけではありません

ナポリがやるような「縦パスを受けたらダイレクトで落とす→マークを外した他の選手に縦パスを入れる

このように「1歩進んで1歩下がって2歩進む」ビルドアップが出来るようになりました。

■バックパスでのビルドアップをしているシーン集


他にも沢山のシーンでバックパスを取り入れたビルドアップをしています。

トータル・ゾーンと呼ばれる守備戦術

サッリ監督の守備戦術はこのような形になるようです。

「マンマーク」では、基本的に「ボールの位置→相手の位置」の順に判断し、ポジショニングを決める。そして、通常の「ゾーン・ディフェンス」では「ボールの位置→味方の位置→相手選手の位置」と優先順位が変わる。

これがマウリツィオ・サッリ率いたエンポリ、そして現ナポリでも、「ボールの位置→守るべきゴールの位置→味方の位置→(相手選手の位置)」となる。相手のボールホルダーに最も近い選手が「ボールとゴールを結ぶ線上」にポジションを取り、それによって他のチームメイトの立ち位置も決まるのだ。

出店:「ナポリに魔法をかける、元銀行員サッリ監督の戦術「トータル・ゾーン」

この記事を読んだあとにナポリの試合を確認して、なんとなくですが「トータル・ゾーン」と言われる守備の形が解ったような気がします。

でも、ウイクラでは再現できそうもありません(泣)

ですので、今回はハイプレスの王道的な設定にしています。

サッリ戦術まとめ

今回はかなり苦戦しましたが、なかなか面白い戦術設定になったかと思います。

一番の収穫は「バックパスが増える方法」を確認できたことです。

この設定を使うことで、今後、ポゼッション重視の戦術を再現するときにも使えそうかなと思いました。

■今回の戦術を使用した動画はこちら

戦術、フォーメーション

システム:4-3-3

※右サイドバックはCB登録

戦術
攻撃タイプ ポゼッション
ビルドアップ ショートパス
攻撃エリア 中央
守備タイプ フォアチェック
プレッシング アグレッシブ
攻守レベル 超攻撃的
戦術オプション
ポジショニング 流動的
サポート距離 近い
攻撃人数 少ない
追い込みエリア 中央
ディフェンスラインの高さ 高い
コンパクトネス 狭い
守備人数 普通
オフサイドトラップ OFF

■現代サッカーの最先端の戦術に興味がある方にはコチラもオススメです!



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コメント

  1. チョコ より:

    最近退任したアーセナルのヴェンゲル再現してほしいです!

  2. ビエルサイユ より:

    >>チョコさん
    ヴェンゲルは物心ついたときからアーセナルの監督でしたので、今回の退任は少し寂しくなりました。
    無敗優勝した頃のアーセナルのサッカーは本当に輝いてみえましたので、是非取り組ませていただきます(^o^)

  3. チョコ より:

    ぜひお願いします!楽しみに待ってます!